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株式会社非常食研究所は非常備蓄食製造販売会社です。

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西田東藏の世界Corporate philosophy

サラリーマン時代の私


 電力会社や日立製作所、松下電器産業、ナショナル住宅など巨大企業の 下請け企業である200人余りの会社で、20数年間、サラリーマンとして 務めました。常々、私が最も大きな矛盾として感じていたのは、営業に回る 大会社と中小企業とのあまりにも大きい格差でした。例えば、一般的に中小企業では、基準外賃金の比率が高く、所定内労働時間は 長く、ボーナスが少ない。年収にすると半分ぐらいがいいところではなかろうか。 また、賃金水準が低いのをカバーするため、皆勤はもちろん有給休暇もできるだけ とらないで、所定外労働時間とすることを余儀なくされております。その他労働環境、 退職金制度、福利厚生どれをとっても桁が違います。

 同じ人間でありながら企業の大きさによって食べるものも着るものも住むところも 仕事もプライベートな生活も、なぜこうも違うのか。 絶対的付加価値額及び一人当り付加価値額に差があるからだ。その原因は何か。

@ 最終製品の機能・デザイン・価格から部品に要求されるとみられる機能や価値が分からない。
A 図面を渡すだけで発注先が要求する真の機能・品質が分からない。
B 言われるままに作れるので、下請けとして創意工夫の余地が非常に少ない。
C 下請け企業自体として、何を社会的に通用する売り物にするか、コンセプトを明確にできない。
D 良くも悪しくも、ただ食いついて行くほかなかった。 これを直すにはどうすればいいか。 供給商品を反面教師として、経営の打開策が得られるのではないか。

このように考えて、 次の3点を中心に経営者にいくつかの提案をしました。

 1. 個々の社員がもっている様々な夢を企業の中で実現できないものか。
   この会社の中で、自分自身の発想により、新し い事業を起こしたい。
   発想者の主体性を尊重し、思い切って仕事をゆだねて欲しい。

 2. 経営目標として、給与は我が国の優良企業の水準を達成したい。
   具体的には、次の数字を目標にする。
   30歳代で年間所得1000万円。 総労働時間:1600時間/年

 3. 付加価値を増やし会社の利益を確保し、ゆくゆくは株式の公開にもっていく。


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